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Rd.5 スーパー耐久レース in オートポリス

2026年7月26日

2026年7月25日(土)~26日(日) 大分県の「オートポリス」において、「スーパー耐久シリーズ 第5戦 スーパー耐久レース in オートポリス」が開催されました。

 

レースレポートをご報告いたします。

 

前回のSUGO戦から 2.5週間ほどのインターバルを経ての真夏の九州での 1戦。

土曜日に予選、日曜日に 5時間の決勝レースが行われました。

 

今回、これまでDドライバーを務めていた山市選手に代わり、新たに平田選手が加わりました。

 

ST-5Rクラスは 8 台が参加しました。

Car No

Car Name

27

Maple Hiroshima MAZDA ROADSTER

50

LOVEDRIVE ロードスター

65

odula TONE 制動屋 ROADSTER

88

トレジャーワンwith 村上モータース MAZDAロードスター

89

村上モータース MAZDAロードスター

120

倶楽部 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER

610

KOSHIDO RACING ロードスター

888

Fets高砂NIWA Racingロードスター

 

 


Free Practice(練習日) 7/23(木)

 

池田にとっては、2022年のスーパーFJ以来の 4年ぶりのオートポリスとなります。

 

また、富士 24時間レースでのクラッシュによる影響が残る車両で、どこまでパフォーマンスを発揮できるか手探りの状況での走行となりました。

 

この日は、以下の 2 回の練習走行枠が予定されていました。

 12:00~14:00 S耐全クラス

 15:00~17:00 S耐全クラス

 

OVERDRIVE は、そのうち 12:00~14:00 の枠のみ走行を行いました。

 

 

12:00~14:00 S耐全クラス

 

2時間の走行枠のため、1人当たり 30分ほどの走行を行いました。

 

タイヤは前戦までに使用した中古タイヤを使っての走行となります。

中古タイヤを使うことで、タイヤが摩耗してきたときにどれくらいのパフォーマンスが発揮できるか確認する意図もあります。

 

池田は 2番目に乗車。

 

途中、他車のアクシデントによる赤旗中断もあり、走行は 9LAP にとどまりました。

それでも、チーム内で 2 番手となる 2'17"651 を計測しました。

 

#65 : クラス 5番手  (クラストップ : #610 2'15"306)

 伊藤選手 2'16"893 (6/12LAP)

 池田選手 2'17"651 (6/9LAP)

 稲垣選手 2'18"430 (9/10LAP)

 平田選手 2'17"666 (9/13LAP)

 

走行後はエンジニアとミーティングを行い、この日の走行を終了しました。

 


15:00~17:00 S耐全クラス

 

チームとしては、走行を行いませんでした。

そのため、ドライバー全員でコースの外周路を回り、各所で他車の走行を確認しました。

 

その後ピットへ戻り、走行中に感じた違和感についてチームに報告しました。確認の結果、車両に問題があることが判明。

メカニックの迅速な検証と対応により原因を特定し、翌日の走行に備えることができました。

 

 

17:15~18:15 コースウォーク

 

コースの路面状況を確認するために、ドライバー全員でコースウォークを行いました。

 

1周 4,674m のコース。

路面や縁石の状態を確認し、走行ラインについてドライバー同士で意見交換を行いながら、約1時間かけてコースを1周しました。

 


帰宿

 

池田は、宿泊先に帰っても他のドライバーのロガーデータと車載動画を確認。

コースウォークや他車の走行の状況なども踏まえて確認を行い、翌日の走行に備えました。

 

 


Free Practice(練習日) 7/24(金)

 

前日夜の復習で得たこともあり、朝から早く走りたいと意気込んでサーキット入りしました。

 

この日は、以下の練習走行枠が予定されており、全枠で走行を行いました。

 09:00~10:00 STMO専有 (Gr.2のみ)

 13:45~15:45 STMO専有 (全クラス)

 

 

9:00~10:00 STMO専有(Gr.2のみ)

 

速く走りたいという気持ちとは裏腹にアクシデントが発生。

 

池田の走行中、他車から漏れたと思われる液体により14コーナーでグリップを失い、

コースアウト。

 

突発的なアクシデントによるコースアウトでしたが、冷静に対処し、マシンを接触・破損させることなく無事にピットへ戻すことができました。

 

その後、コース上に停止してしまった車両もあり、赤旗が提示され走行中断。

 (これで池田乗車中に赤旗になったのは 2回目)

 

その後、走行が再開されましたが、再び赤旗中断となりました。

この走行枠はこのアクシデントの対応で走行終了となってしまいました。

 

#65 : クラス 3番手  (クラストップ : #27 2'13"501)

 伊藤選手 2'15"983  (5/6LAP)

 池田選手 2'16"374  (4/5LAP)

 稲垣選手 走行できず (0/0LAP)

 平田選手 12'45"697  (1/1LAP)


 

13:45~15:45  STMO専有(全クラス)

 

午前の走行枠で走ることのできなかった、稲垣選手と平田選手をメインに走行しました。

 

伊藤選手、池田選手は15分ずつ、稲垣選手、平田選手は45分ずつの計画で走行します。

 

平田選手にとって、今回のレースウィークがオートポリス初走行となります。

事前にシミュレータで走行していたものの、実車での慣熟を進めるため、なるべく多くの周回を重ねたいところです。

 

#65 : クラス 4番手  (クラストップ : #88 2'14"292)

 伊藤選手 2’17”843 (6/8LAP)

 池田選手 2’16”501 (3/8LAP)

 稲垣選手 2’17”443 (3/9LAP)

 平田選手 2’16”613 (13/16LAP)

 

池田乗車時にはST-Zクラスのスープラに追突されるアクシデントもありましたが、幸い大きな問題には至らず、この日の走行を終了しました。

 

車載動画を確認したり、ロガーのデータを確認したりしながらこの日の走行について振り返りを行い、翌日の予選に備えました。

 

この 2日間を通して、久しぶりのオートポリスの感触を掴めてきたように思いました。


 


Qualifying(予選日) 7/25(土)

 

9:45~10:15  フリー走行 (Gr.2)

 

ブレーキの焼き入れのため、伊藤選手が走行しました。

 


11:05~11:55  PIT Walk

 

この日は 4,500名(7/25 15:30時点での公式発表)のお客様にご来場いただきました。

今回もスポンサー様の紹介とポストカードを配布しました。

 

今回は土日で 2回の PIT Walk が予定されていたので 120部用意しました。

その内の 60部をこの PIT Walk で配布しました。

 

 

13:15~13:35 Aドライバー予選

 

まずは伊藤選手が予選アタックに向かいます。


数LAPを走行してタイムを狙うチームと、タイヤの最もグリップが高いタイミングを狙って一発のアタックを行うチームの、大きく2つに分かれていたように感じました。

 

伊藤選手は 2'15"037 で、#89 2'14"740 に続くクラス 2番手のタイムを計測しました。

 

しかし、ここまで全戦優勝している #88 がまだ計測を行いません。

 

残り10分ほどの時点で #88 がピットアウト。

2'13"413 を記録してクラストップに立ち、これにより#65 はクラス 3番手でAドライバー予選を終了しました。


 

14:20~14:40  Bドライバー予選

 

いよいよ、池田の出番になります。

 

伊藤選手と同じく一発のタイム計測で予選上位を狙います。

 

予選時まで新品タイヤ投入を見送った為、新品タイヤの限界値(どこまで攻めていけるか)がわからない状況でした。

 

そのため、予選では先行する #27 古谷選手 のブレーキングポイントをお手本にして走行、セクター2はまでは互角のタイムでしたが、セクター3だけでコンマ3遅れており富士でのクラッシュの影響なのか高速コーナー(特に右)が曲がらず、前戦のSUGOからずっと苦戦しており、オートポリスでは最終コーナーでタイムロスをしていたと思われます。

 

また、タイムなどが表示される車載ディスプレイが故障、+1秒遅いタイムが表示され続け

焦りから、2LAP目の計測はオーバープッシュしてしまい第2ヘアピンでミスをしてしまったとのことでした。

 

様々な要因が重なり、狙い通りのアタックとはならなかったものの、2'14"482 を計測。

クラス 6番手でBドライバー予選を終了しました。

(クラストップは #88 の 2'13"467 となりました。)

 


A/Bドライバーの合算では 4'29"519 となり ST-5Rクラス 4番手 のグリッドを獲得しました。


15:25~15:45  Cドライバー予選
16:00~16:20  Dドライバー予選

 

決勝で使用する新品タイヤの準備を行うため、それぞれのドライバーは 1LAPだけの走行となりました。



16:40~17:20 Kids Walk

 

子供連れのお客様が参加できる Kids Walk が開催されました。

 

池田のヘルメットデザインをベースに作成したステッカーとポストカードを配布しました。約80枚を配布し、池田も子どもたちとの交流を楽しみました。

 



Final(決勝日) 7/26(日)

 

8:15~9:10 PIT Walk

 

前日に引き続き、この日は 6,000名(7/26 15:30時点での公式発表)のお客様にご来場いただきました。

用意した残りの 60部を、この PIT Walk で配布しました。

 

 

11:00~16:00 決勝(5時間レース)

 

「odula TONE 制動屋 ROADSTER」はクラス 4番手のグリッドから決勝に臨みます。


スタートドライバーは伊藤選手です。

混戦のオープニングスティントを担当。

 

まず、2LAP目に #89 を抜いて 4番手に上がります。

その後、4LAP目に 6番手スタートの #27 に先行を許し 5番手にポジションダウン。

 

先行する #88、#120、#610 とのギャップは徐々に広がっていきますが、これはタイヤを温存するための戦略でもありました。

 

オートポリスは路面のコンディションがタイヤに厳しいコースです。

タイヤを温存して全体的なLAPタイムの落ちを最低限にし、スティント後半に他車より良いペースで走行できるようにするためのレースプランでした。

 

無理に前を行く車について行ったり、バトルを仕掛けたりすることでタイヤを消耗し、スティント後半にペースを落とすよりも、コンスタントなラップタイムを維持することに重点を置いた戦略です。

 

伊藤選手はタイヤを労わりながら、終始安定したペースで 33LAP を走行(1時間17分)し、池田選手に交代します。

 


池田は、給油 (20L) とタイヤ交換 (新品 4本) のピット作業を行いピットアウト。

クラス 7番手でコースに復帰します。

 

池田も同じ戦略でタイヤを労わりながら走行しました。

 

レースカーにはエアコンなどが装備されておらず、加えてエンジンや排気系からの熱も伝わるため、長時間の走行では車内が非常に過酷な環境となります。

 

そのため、ファン(扇風機のようなもの)や、クールスーツと呼ばれるシステムがあります。

 

クールスーツはクルマの助手席にあたる部分にクーラーボックスのようなユニットが

搭載されています。

 

ドライバー側はチューブがついたアンダーウェアを着ます。

ユニット内には氷で冷やした水が入っており、スイッチを入れるとポンプによって冷水がアンダーウェア内のチューブを循環し、ドライバーの体を冷やす仕組みです。

 

ただ、デメリットとしては水を搭載するので、5kgほど重くなり、さらに長時間利用するとすぐに氷が解けてしまい、ぬるくなった水が循環してしまうことです。

 

チームによっては、車重が増えることを嫌って、クールスーツを積まないチームもありました。

 

体がつらくなったらクールスーツ、少し使って体が冷えたらファンを使うというような

使い方になります。

 

池田はそんな状況の中、ロングスティント(ダブルスティント)を担当しました。

 

64LAP目、タイヤ交換なしの給油のみ (20L) でピットアウト。

タイヤ交換を行わないことでピットでのロスタイムを 45秒に抑え、コースへ送り出します。

 

池田はトータル 46LAPを走行し、79LAP目にクラス 4番手でピットインし、平田選手に交代します。

 


1時間 49分に及ぶロングスティントを担当。

タイヤをマネジメントしながら終始安定したペースで周回を重ね、先行車とのギャップを着実に縮めました。

 

レース後半に向けて上位争いへ持ち込み、チームに流れを引き寄せる重要なスティントと

なりました。

#

池田 乗車時

池田 降車時

PIT-IN LAP

-134.4秒 

-2.4秒 (P3)  

35、57、79

-126.3秒 

-39.0秒 (P1)  

35、65

-95.6秒 

+8.5秒 (P5)  

33、59

-34.6秒 

-2.5秒 (P2)  

23、55

-9.9秒 

+715.7秒 (P8)  

36、58、59、76

-6.2秒 

+644.0秒 (P7)  

35、59、77、78

98.5秒 

+376.5秒 (P6)  

58

    ※降車時の (P)は、各車のクラス順位になります。

 

平田選手は、給油 (20L) と タイヤ交換 (新品4本) のピット作業を行いピットアウト。

クラス5番手でコースに復帰します。

 

前後車両とのギャップを確認しながら安定したペースを維持し、堅実な走りを展開しました。

 

平田選手はトータル 28LAPを走行し、107LAP目にクラス 5番手でピットイン。

稲垣選手に交代します。

#

平田選手 乗車時

平田選手 降車時

PIT-IN LAP

-10.4秒 

-33.3秒 (P3) 

 

-125.7秒 

-34.3秒 (P2) 

80、81

-78.3秒 

-47.9秒 (P1) 

80、107

-88.8秒 

-8.3秒 (P4) 

80、89

+628.7秒 

+764.8秒 (P8) 

91

+561.0秒 

+709.9秒 (P7) 

101

+289.3秒 

+364.8秒 (P6) 

84

    ※降車時の (P)は、各車のクラス順位になります。

 

稲垣選手は、給油 (20L) と タイヤ交換 (新品4本) のピット作業を行いピットアウト。

クラス 5番手でコースに復帰します。

 

アンカーとして最終スティントを担当。終盤の厳しいコンディションの中でも集中力を切らすことなく安定した走行を続け、ポジションを守り切ってチェッカーを受けました。

 

 

#65 odula TONE 制動屋 ROADSTER は ST-5Rクラス 5位でチェッカーを受けました。

 


決勝の走行後、池田は以下のように振り返っていました。

 

決勝も同じくニュータイヤを予選まで温存する戦略だった為タイヤの落ち度のデータが無く 2スティントを走り切るために、かなり保守的に走りすぎてしまった。

タイヤの手応えは感じていたものの、最後まで十分に使い切れず結果的にタイヤを残しすぎてしまった。

実際はもう少しプッシュしても大丈夫だったのかもしれない。

 

ということでした。

 

 

富士24Hから、SUGO、オートポリスとレース開催のインターバルが短く部品も届いていないため完全修復することはできませんでした。

ですが、大きなダメージを受けたにも関わらず、チームがなんとか走れる状態に間に合わせてくれました。

 

前戦SUGOのクラス 2位に引き続き、今回もチーム一丸となって 5時間を走り切り、ST-5Rクラス 5位でチェッカーを受けることができました。

 

 

Next Race

 

2026/10/24~10/25 に行われる 「第6戦 岡山 (3時間×2レース)」 となります。

 

次戦まで約3か月のインターバルがあるため、マシンも完全修復される予定とのことです。

チームメイトと共に、優勝を目指して戦います。

引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。

 

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