Rd.7 S耐 FINAL大感謝祭 (富士)
2025年11月27日
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2025年11月15日(土)~16日(日)「富士スピードウェイ」 において、「スーパー耐久シリーズ 第7戦 S耐FINAL大感謝祭」が開催されました。
15日(土)に予選。
16日(日)に決勝、4時間の耐久レースとなります。
池田は去年に引き続き、今年も「スーパー耐久 富士24時間レース」でお世話になった
チーム OVERDRIVE 様 にて ST-4 クラス 「#66 odula TONE MOTUL ROADSTER RF」 の Cドライバーとして参戦しました。
今回は ST-4 クラスに 9台がエントリーしました。
ST-4 クラスは、GR86 (2400cc) が多数を占めています。
ロードスターRF (2000cc) と比べると排気量の差があるので、富士スピードウェイのようなコースでは不利になってしまいます。
そのため、ピット作業の短縮など戦略面で差をつけて勝利目指して走ることになります。
今回は全クラス合わせると 57台のエントリーとなり、様々な車両が混走します。
Free Practice(練習日) 11/13(木)
この日は 16:10~17:00 (50分間) の走行となりました。
ドライバー 4名で、この走行枠をシェアして走ります。
池田は 3番目の走行。
およそ半年ぶりの 66号車、徐々に薄暗くなってきて見通しの悪い環境ではありますが、感覚を取り戻すために、池田は 5周 (16:42~16:53 の約10分間) 走行しました。
この日のベストタイムは 2’00” 723 を計測しました。
車両にはカメラや走行データを確認するためのデータロガーが搭載されています。
この日は、この走行枠だけのため、その後夕食を済ませすぐに宿舎へ。
宿舎に帰っても、数時間、ドライバー全員の車載映像や、ロガーのデータを確認し、自分の強みや、劣っているところ。 劣っているところは他のドライバーと比べてどんなところが足りないのかを分析していました。
これは、毎戦行っていることになります。
この分析結果をもって、翌日の走行に臨みます。
Free Practice(S耐 公式練習日) 11/14(金)
晴れ、太陽が照ると若干の暑さも感じる日となりました。
この日は、午前と午後で それぞれ 90分間の走行枠がありました。
前日と同じく、走行枠を 4人のドライバーでシェアし、一人当たり 20分間くらいの走行枠となります。
今回のレースでは 3回のピットストップが義務づけられています。
決勝では、ピット作業の時間を短縮するために以下のような作戦を考えていました。
[スタート担当のドライバー] 4本新品タイヤ →
[ 2スティント担当のドライバー] タイヤ無交換 →
[池田の担当スティント] 前後どちらか交換 →
[最終スティント担当のドライバーへ]
池田のスティントでは新品から 2時間(50~60周)ほど走ったタイヤのコンディションが悪い方のみ交換し、ピット時間を短縮する作戦でした。
そのため、この日は決勝レースでの池田担当時間のタイヤの状況をシミュレーションしての走行を行いました。
2回ある走行枠にて、本番の想定より消耗したタイヤを準備し、1回目と 2回目で
それぞれ、フロント(前)、または、リア(後ろ)の 2本を交換して走行を実施。
決勝レースに向けて、どのような感じになるのかシミュレーションを行いました。
Qualifying(予選日) 11/15(土)
13:00~15:25 予選
ピットウォークが終わると、サポートレース(TGR Yaris Cup)の決勝レースを挟んで、
いよいよ予選の時間になります。
予選は、A、Bドライバーの合算タイムによりクラス内の順位が決まります。
C、Dドライバーについては、当該それぞれのドライバー予選の上位 3名のタイムを平均し最大110%以内であれば予選通過とし、予選順位(決勝レースのスターティンググリッド)には影響しません。
13:00~13:20 Aドライバー予選
まずは猪俣選手が担当します。
計測ラップ 5周のうち、最終ラップで逆転のトップタイム 1’56”899 を計測。
Aドライバー予選でトップに立ちます。
14:00~14:20 Bドライバー予選
つづいて、徳升選手が担当
計測ラップ 3周のうち、こちらも最終ラップで 1’56”359 を計測
合算タイムでは 3’53”258 となり、
トップの 「#884 シェイドレーシング GR86」 の 3’52”671 から 0.587秒差の
クラス 3番手を獲得しました。
14:55~15:05 Cドライバー予選
いよいよ、池田の担当になります。
まずは計測ラップ 1周目に 2’03”386 を計測します。
その後、さらなるタイムアップを狙います。
しかし、ここで他車のアクシデントに巻き込まれてしまいます。
13コーナーにて ST-1クラスの車両が制御不能となり、そのまま前方を走行していた池田の右ドアあたりに接触。
池田は事前にミラーにて危険を察知し回避行動をしていたため、大事には至りませんでした。
この周は計測を継続 (2’02”841) し、その後の 1周は車両のチェックのため走行を継続したのちピットイン。
ここで予選は終了となりました。
そのため、残念ながらCドライバー予選としては接触時のタイムがベストとなり 7番手に沈んでしまいました。
トラブルなく走行できていたら、もっと上位のタイムが計測できたと思うと悔しさも残る予選となってしまいました。
15:15~15:25 Dドライバー予選
つづいて、宮崎選手が担当。
計測ラップ 3周にて、 2’00”127 を計測。
Dドライバー予選では 3番手となりました。
Cドライバー予選であった接触の影響はないことも確認はできたので、一安心となりました。
ST-4クラス 予選結果 (全9台)
3番手
Final(決勝日) 11/16(日)
11:00~12:00 NASCAR SHOW RUN
アメリカの人気ストックカーレースであるNASCAR (ナスカー・National Association for Stock Car Auto Racing)のショーランが“モータースポーツによる日米文化交流”のために行われました。
なかなか、NASCARが走る姿を見ることはできないので、各チームの関係者もコース側に集まって見学していました。
ですが、この間も池田はピット作業を1秒でも早くするためにドライバー交代の練習を行っていました。
チームからの目標タイムをクリアするため、試行錯誤しながら何度も繰り返し練習します。
13:15~17:15 4時間レース
1周のフォーメーションラップののち、4時間の決勝レースがスタートしました。
スタートは猪俣選手が担当します。
前を行く、#884 , #41 の 2台の GR86 を抜き、トップでオープニングラップを終えます。
#884はトラブルもあり後退していきますが、続く #216 GR86 に追われます。
タイヤが温まって来ると流石に苦戦を強いられ、再度 2台に抜かれ3番手に後退します。
36周目、3番手で 宮崎選手に交代します。
この際、タイヤ交換は行わず、給油とドライバー交代だけでピットアウトし、ピットインにおけるロス時間を最小限に抑えます。
これで一時的にクラス 4番手まで下がりますが、45週目に #41 と #216 のGR86が
ピットイン。
クラス 2番手に上がります。
その後、#18, #20 の GR86 に先行を許し、59周目に 4番手でピットイン。
ここまで 2時間、レースも折り返しのタイミングで池田に交代します。
猪俣選手と宮崎選手のタイヤマネージメントのおかげで、フロントタイヤのみを交換。
燃料給油を済ませてピットアウトします。
クラス 5番手でコースに復帰します。
ピットアウト後、背後にGTドライバー冨林選手の #41 GR86が迫ります。
ほぼ 3周のバトルの末、先行を許し、巧みなブロックと別クラスのマシンが間に入ってしまったこともあり、最終的には抜き返すことができませんでした。
ドライバー交代して 4周目
また、周回遅れではありますが トップを走る #3 に遭遇。
後ろから迫る上位クラスの車両をうまくやり過ごしながら、離れないように #3 についていきます。
そこから 5~6周 ほど後ろについたまま走行しますが、やはり交換していないタイヤが辛くなってきてしまったこともあり、徐々に離れていってしまいました。
ですが、池田のミッションは、最終スティントで逆転するために今のタイヤコンディションで最終スティントを走り切れる時間帯まで中継ぎすることにあります。
耐久レースのため、速く走って抜くことだけを考えず、レース全体としてやるべき仕事を淡々とこなします。
池田はその後、4番手までポジションを上げ、74周目にピットイン。
タイヤ 4本交換+燃料給油で徳升選手に交代し、最後のスティントで逆転を狙います。
コース復帰したときは 6番手でした。
前述したとおり、今回のレースでは 3回のピットストップが義務づけられています。
この時点での準備を整理すると、#66 の前をいく各車の状況は以下のようになっています。
トップから、
残り時間は、1時間30分程。
現状ではトップも狙える位置につけています。
徳升選手は、ベストラップを更新しながら、前とのギャップを縮めていきます。
#18 がピットインで後退。(5位)
#60 はピットインでギャップが縮まり、96周目にオーバーテイク。(4位)
102周目に #41と #216 がピットインで後退(2位)
後ろは #60 ですが、徐々にギャップは広がっていき、ターゲットはトップを行く #3 のみ。
そして4時間が経過し、ゴール!
トップはST-Xクラスの #666 ポルシェGT3R が 135周 で総合優勝。
ST-4クラスは 「#3 ENDLESS GR86」が 118周 で優勝。
「#66 odula TONE MOTUL ROADSTER RF」は #3 と 1'14"343 の差でクラス2位となりました。
池田は、自分の担当スティントで納得のいく走りができなかったとのことでした。
ですが、チームの方々には 「与えられた仕事はこなしてくれたので良かった」 と声をかけていただきました。
あと一歩、近くて遠い優勝ですが、次回こそは表彰台のてっぺんを目指して頑張ります!
ST-4クラス 決勝結果 (全9台)
2位
おわりに
これで、2025年の池田のレース活動は終了となります。
今年は、FormulaBeat(旧JAF-F4)参戦、 スーパー耐久へのスポット参戦と
戦い抜いてきました。
これもひとえにスポンサー様をはじめ、日々応援していただいている皆様のおかげです。
この場をお借りして感謝申し上げます。
来年はもっともっと、速さと、強さをもって上位を狙いたいと思います。
目指せチャンピオン!
今年も応援ありがとうございました!