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Rd.7 S耐ファイナル 富士

2024年11月16日

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2024年11月16日(土)~17日(日)

富士スピードウェイ(静岡県)において、「S耐ファイナル富士」が行われました。

 

最終戦は、現在のウェイトハンデの 45kg から 1/3 された15kgの重りを載せての参戦

となります。

 

決勝レースは、4時間レースとして行われます。

 

従来通りのドライバー登録では、ハンデキャップのペナルティを受けてしまいます。

今回はサーキットのピットロードが長いので、ドライブスルーペナルティーのロス時間が

これまでのサーキットとは違い大変大きなものになってしまいます。

 

そのため、A/Bドライバーの登録を入れ替えることになり、Aドライバー外園選手、

Bドライバー太田選手となりました。

 

レース前のランキングは以下のようになっています。

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Rank.1 #88 村上モータースMAZDAロードスター  121ポイント

Rank.2 #17 DXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2   112ポイント (9ポイント差)

Rank.3 #65 odula TONE 制動屋 ROADSTER     94.5ポイント (26.5ポイント差)

Rank.4 #4 THE BRIDE FIT            66ポイント (55ポイント差)

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65号車がチャンピオンを獲得するためには優勝が必須条件になります。

また、優勝しても88号車、17号車の順位によってチャンピオンになれるかどうか影響して

きます。

 


Qualifying(予選) 11/16(土) 

結果

ST-5クラス(全15台)  4番手


ピットウォーク 10:15 ~ 11:05


予選日も、多くのお客様がご来場されていました。

池田もピット前に出て、多くの方々にファンサービスを行っていました。

 

いよいよ、ピットウォークのあとは、決勝のスタート位置を決める予選が始まります。

予選順位はA/Bドライバーの合算タイムで決まります。



Aドライバー 13:20 ~ 13:40

 

まずはAドライバーの外園選手が出走します。

7LAPを走り、 5LAP目に 2’04”534 を計測しました。

 

 

Bドライバー 14:20 ~ 14:40

 

つづいてBドライバーの太田選手が出走。

こちらも7LAPを走り、クラスコースレコードを更新し 2'03"123 のタイムをマーク。

 

 

合算タイムでは 4'06"657 となり、ST-5クラストップから 2.01秒差 のクラス 4番手となりました。

 

なお、予選トップは、ST-5クラスのシリーズランキングトップの88号車 「村上モータースMAZDAロードスター」となりました。

 

同じくチャンピオン争いをしている 17号車「DXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2」はクラス6番手スタートとなりました。

 

池田は自分の走行までに自分やほかのドライバーの走行データを確認し、自身の予選に備えます。

 


A/Bドライバー予選の後は、C/Dドライバーの予選となります。

なお、C/Dドライバーは予選の順位には関わらないタイム計測となります。

 

 

Cドライバー 15:35 ~ 15:50

 

黒沼選手がアタックします。

2'05"310 のタイムを計測し、Cドライバーではクラス 6番手 のタイムを計測しました。

 

 

Dドライバー 16:15 ~ 16:35

 

いよいよ池田選手の出番になります。

2024年シーズン最後の予選となります。

 

残念ながらCドライバー予選の終わりごろから雨が降り出し、ウェット路面でのアタックとなりました。

 

悪条件の中、10LAPを走り最終ラップに 2'06"369 のタイムを計測。

Dドライバーとして、クラス 7番手のタイムとなりました。

 


final (決勝) 11/17(日)

 

決勝 4時間レース 08:30 ~ 11:30

 

結果

ST-5クラス(全15台)  2位

 

 

決勝日は朝から晴天に恵まれました。


ピットウォーク、グリッドウォークが終わり、多くの観客が見守る中、定刻通り12:30 レースがスタートしました。

 

4時間後、2024年シーズンのシリーズチャンピオンが決定します。

 

 

今回のレースはドライバー交代を伴うピット作業を3回することが義務となっています。

池田は2回目のピットのタイミング、3スティント目を担当する予定です。

 

まず、スタートドライバーは Cドライバーの黒沼選手が担当します。

 

レース開始後、20分ほど経過したところでフルコースイエロー(FCY)となりました。

全車50km/h規制となり、車両が回収され安全にレースができるようになるまで追い越しも禁止になります。

 

原因は300Rで大きなクラッシュが発生。

ST-3クラスの車両が別クラスの車両と接触し横転、大破していました。

 

その後、FCY導入から5分ほど経過しセーフティーカー(SC)に切り替わります。

 

FCY中のピットインはできませんが、SCの場合はピットイン可能となります。

黒沼選手は数LAP消化後、 全16LAP を走りピットインします。

 

給油とタイヤ交換(2本のみ)を済ませ、Aドライバーの外園選手に交代しコースに戻ります。

 

その1分後、車両回収だけでなく、ガードレールの修復も必要になったことから、

残り3時間15分くらいのタイミングでレースが赤旗中断となります。

 

赤旗中断中は、ストレート上に車両を並べドライバーも降車し、レースの再開を待ちます。

中断中も 4時間レースのタイマーは止まらず、刻々と時間は経過していきます。

 

14:20、残り2時間10分のところで、SC先導でレースが再開されました。

 

本来のルールではAドライバーは 1時間以上 の運転義務がありますが、レース時間が短くなったことから、43分間 の義務に変更されました。

 

残り1時間26分、Aドライバーの運転義務時間も超えたことから、2回目のドライバー交代

義務を消化するため、外園選手は無線を入れピットに向かいます。

 

これから、池田に交代し、2024年シーズンを締めくくる走行が始まる予定でした。

しかし、ここで予期せぬ展開となります。

 

ダンロップコーナーで ST-Zクラスの車両がクラッシュ!

 

外園選手のピットイン直前のタイミングでFCYが導入されます。

FCY導入中のため、ピットインすることができなくなります。

 

その後、SCとなり、またしてもガードレールの修復と車両回収のため、再び赤旗中断となります。

 

2度の赤旗中断でレース時間がさらに短くなったことから、さらにルールに変更が加わります。

 

Aドライバーは43分(本来は1時間)の運転義務時間がありましたが、これが撤廃され、最低2回以上、コントロールラインを通過すればよいということになりました。

 

さらに、ドライバー交代を伴うピットインが 3回 義務づけられていましたが、これが 2回に変更になりました。

 

 

この赤旗中断でも 1時間近い修復作業を要してしまい、残り30分でレース再開となります。

 

外園選手はSC先導のレース再開後、SCのピットインに合わせてピットに向かいます。

他のも同じ考えで、ほとんどのチームがピットになだれ込みます。

 

ルールが変更されたことにより、池田は乗車することができなくなり、

最終スティントは、Bドライバーの太田選手が担当することになりました。

 

池田としてはシーズン最後のレースで決勝を走ることができず、悔しい気持ちはあると思いますが、チームの勝利を願いながらピットで見守ります。

 

 

太田選手は2位でコースに復帰。

チャンピオン争いをしている トップ走行中の17号車 と抜きつ抜かれつのバトルを展開します。

 

ファイナルラップでは差が開いてしまいましたが、1.6秒差の 2位でチェッカー!

シリーズ最終戦を 2位表彰台で飾ることができました。


優勝は #17 「DXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2」


ランキングトップの #88 「村上モータースMAZDAロードスター」 が5位となったことで、逆転チャンピオンに輝きました。

 

#65 「odula TONE 制動屋 ROADSTER」 は2位になったことにより、シリーズランキングは変わらず、2024年 ST-5クラス シリーズ3位となりました。


池田としてはスーパー耐久シリーズ初参戦にして、シリーズ3位表彰台を獲得することが

できました。

また、表彰台を 4回獲得することもできました。


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 Rd.1 SUGOスーパー耐久4時間レース

 予選: 4番手 決勝: 2位

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Rd.2 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース

 予選: P.P 決勝: 2位

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Rd.3 スーパー耐久レース in オートポリス

 ST-5クラスはお休み

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Rd.4 もてぎスーパー耐久 5Hours Race

 予選: 2番手 決勝: 8位

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Rd.5 SUZUKA S耐

 予選: P.P 決勝: 優勝

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Rd.6 スーパー耐久レースin岡山

 予選: 5番手 決勝: 6位

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Rd.7 S耐ファイナル 富士

 予選: 4番手 決勝: 2位

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この成績を上げることができたのも、チーム OVER DRIVEの皆様、また、ご支援&ご声援いただいている皆様のお力添えの賜物だと思っております。

 

本当にありがとうございます。

 

今後とも、ご支援&ご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

2024年シーズン、誠にありがとうございました!

 

 

 

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