Rd.6 スーパー耐久レース in 岡山
2024年10月27日
PhotoGalleryはこちら
2024年10月26日(土)~27日(日)
岡山国際サーキット(岡山県)において、「スーパー耐久レース in 岡山」が行われました。
今回は、ウェイトハンデとして 45kg の重りを載せての参戦となります。
なお、岡山国際サーキットはコース幅が狭いので2つのグループに分かれてレースを
行います。
Gr.1が 「ST-X, Z, TCR, 1, 2」、Gr.2が「ST-3, 4, 5」となります。
決勝レースは、3時間レースとして行われます。
そのため、A~Cドライバーのみの走行となりますが、池田はチームのサポートのため、
チームに帯同し岡山に乗り込みました。
10/24(木)
いつも通り、レースウィークの木曜日からサーキット入りし、チームのサポートを行いました。
車両の清掃、走行するドライバーの相談役などを行っていました。
木曜、金曜日の2日間、その姿を見たチーム代表の方が予選での走行機会を与えてくださいました。
※様子はPhotoGalleryをご覧ください
10/25(金)
この日は、午前中の練習走行に帯同したのち、兵庫県加古川市にあります、
スポンサードをしていただいおります、「アメロイド 神戸支店」様にご訪問させて
いただきました。
急なご訪問になってしまったにもかかわらず、ご対応していただきありがとうございました。
アメロイド様は、1959年の創業以来、フィルタや油水分離機をはじめとする60種類以上の液体浄化装置を開発している企業様となります。
ゲストルームにつながるエレベーターホールに、コーナーを設けていただき
スーパーFJで使用していたレーシングスーツや、ヘルメットを展示していただいておりました。
※様子はPhotoGalleryをご覧ください
お話には伺っていましたが、実際にご訪問し、拝見するのは初めてでした。
とても嬉しく思いました。 いつも応援&サポートありがとうございます。
また、同じくアメロイド様がスポンサードしており、社員様でもいらっしゃる、女子サッカーの千葉選手にもご挨拶させていただきました。
アメロイドご担当者様、千葉選手と共にいろいろとお話しさせていただき、楽しい時間を
過ごすことができました。
また良い報告ができるように今後も精進します!
Qualifying(予選) 10/26(土)
結果
ST-5クラス(全14台) 5番手
Aドライバー 13 : 40 ~ 13 : 55
決勝のスタート位置を決める予選が始まります。
予選順位は A/Bドライバーの合算タイムで決まります。
まずは、Aドライバーの太田選手が出走します。
5周 を走り、3週目に、1‘49“155 を計測。
2番手 の 76号車 「PROGRESS 高砂ロードスター」 に0.548秒の差をつけて、
Aドライバーのトップタイムを出します。
Bドライバー 14 : 35 ~ 14 : 50
つづいてBドライバーの外園選手が出走。
こちらも 5周を走り、 1'49"905 でBドライバー予選5番手 のタイムをマーク。
合算タイムでは 3'39"060 となり、 ST-5クラス 5番手。
翌日の決勝はこの位置からスタートし追い上げます。
なお、予選トップは、ST-5クラスのシリーズランキング 2位の
88号車 「村上モータースMAZDAロードスター」となりました。
タイム差は 0.54秒。
この僅差の中に5台のマシンがひしめき合いST-5がいかに激戦区かを物語っています。
A/Bドライバー予選の後は、C/Dドライバーの予選となります。
今回はC/Dドライバーと別々の走行枠でのタイム計測となります。
なお、C/Dドライバーは予選の順位には関わらないタイム計測となります。
Cドライバー 15 : 40 ~ 15 : 55
黒沼選手がアタックします。
1'52"012 のタイムを計測し、Cドライバーとしてクラス 7番手 のタイムを計測しました。
Dドライバー 16 : 20 ~ 16 : 40
実は、この予選が岡山国際サーキット初走行になる池田選手の番となりました。
木曜日、金曜日は走行をしていないので、本当の初走行となります。
池田選手は、自分の走行時間までに、他の選手の車載映像を見ながら、
走行のイメージトレーニングをひたすら行っていました。
チームからはタイムアタック 3LAP(トータル 5LAP)の走行枠をいただきました。
Dドライバー予選開始直後、ST-5クラスのランキングトップである
17号車 「DXLアラゴスタNOPRO☆ MAZDA2」 が 2コーナーで横転!
赤旗が提示されセッションがストップします。
車両回収のインターバルを経て、Dドライバー予選が再開され、ここから 3LAPのアタックを開始します。
計測最終LAPに 1'54"202 を計測し、クラス 3番手 のタイムを計測しました。
初走行のサーキットで、このタイムを計測できたのは、これまでの経験の賜物だと思います。
得意なコースかもと自信を持つこともできたので、来年の岡山でのレースに期待が持てる
走行機会となりました。
機会を与えてくれたチームの方々に感謝です。
final (決勝)
決勝 3時間レース 08 : 30 ~ 11 : 30
結果
ST-5クラス(全14台) 6位
45kgのウェイトということもあり、今回のレースでは 5番手(3列目)からのスタートとなりました。
ここから追い上げが期待されるレースは、黒沼選手のドライビングの元、定刻通りスタート。
いつも通り Aドライバー規定違反のため、ハンデキャップのドライビングスルーペナルティが課せられています。
このペナルティー消化をスタート後、ピットインが可能になったタイミングで消化しました。
これでクラス最後尾まで順位を下げます。
ここから追い上げを開始します。
途中、FCY(フルコースイエロー ※1)が導入されるアクシデントもありましたが、4番手までポジションアップ。
※1: 全車50km/h規制となり、追い越しも、ピットインも禁止になります。
上位が続々とピットインする中、黒沼選手は1時間20分程を走り切りピットイン。
外園選手に交代します。
右側タイヤ交換と給油を済ませピットアウト。
外園選手は、7番手でコースに復帰します。
3時間レースも折り返しの 1時間半経過頃、FCYが導入されます。
理由は、コース上の障害物(パーツなど)の回収で、1分半ほどでFCYは解除となりました。
このタイミングで 65号車 は 戦略的にピットインを選択。
外園選手から、太田選手にドライバー交代します。
ここで、今回のレースの運命を左右するアクシデントが発生。
「FCY中のピットイン違反」となってしまい、重いペナルティーを受けることに。
60秒間 のストップペナルティーを受けることになりました。
FCYが導入されるかもしれないとなってから、FCYが導入されるまではピットイン可能です。
FCY中は 全車50km/h 規制となるので、この際にピット作業できると有利になります。
今回、戦略的にこのメリットを享受するために、ピットインしましたが、FCYの導入タイミングに間に合わず、ペナルティーを受けることとなってしまいました。
残り50分ほどで 太田選手はペナルティーを消化し、11番手で復帰。
その後、太田選手は1時間20分ほどのロングスティントを担当し、
6位 まで順位を上げてゴール。
優勝は ファイナルラップまで120号車との激しい接戦を制した88号車となりました。
ランキングトップだった前日にクラッシュした 17号車も修復を完了し 4位で完走。
65号車も、6位で6ポイントを獲得し、シリーズランキングも 3位をキープすることができました。
次はいよいよ、2024年の最終戦。
次のレースは 11月16日(土)~17日(日)に、富士スピードウェイで開催される
「第7戦 S耐ファイナル 富士」となります。
4時間レースとして開催されます。
まだ、逆転チャンピオンの可能性もありますので、チーム一丸となって
チャンピオン獲得できるように頑張ります!
引き続き、ご声援のほど、よろしくお願いいたします。